平素より私どもJAグループさいたまをお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
また、皆様には、常日頃より、当グループの業務運営につきまして、特段のご理解とご協力をいただいておりますことを、厚くお礼申しあげます。
JAグループさいたま農畜産物商談会は、「食」と「農」の未来への懸け橋になることを目指して2017年度から開催してまいりました。
新型コロナウイルスの影響により食を取り巻く環境は大きく変化いたしましたが、昨年のオンライン商談会には多くの農業生産法人・生産者の方々、全国のバイヤー様にご参加いただき盛況を博しました。
今年度につきましても、新型コロナウイルス収束の兆しが見えない中ではありますが、魅力ある埼玉県農畜産物を広く全国に発信すべく、昨年に引き続きオンライン商談会を開催いたします。
埼玉県の農業は、大消費地の中の生産地という条件を生かして、農業産出額全国上位の野菜を中心に米、麦、果実、畜産、花卉など多彩な農畜産物が生産されており、全国トップクラスのものも数多く、卸売市場においても高い評価を受けております。
特に野菜では、里芋とほうれん草が全国1位の産出額を誇り、小松菜・ネギ・カブは全国2位と全国有数の生産県であります。(令和元年度時点)
また、日本三大銘茶の1つである「狭山茶」や、甘さが特徴の県オリジナル品種のいちご「あまりん」などのブランド農産物、さらには、まだ全国的に取引されていない魅力ある農畜産物が多く生産されております。
今回のオンライン商談会は、魅力ある県産農畜産物の生産に取り組んでいる県内農業者の皆様とJAが出展しており、全国のバイヤー様と積極的に商談に臨んでいただくものであります。
県内生産者様並びにバイヤーの皆様におかれましては、意見交換、情報収集により交流を深めていただき、本商談会を今後のビジネスチャンスの場としてご活用くださいますよう、主催者一同、心よりお願い申しあげます。
結びに、本商談会が関係各位のご支援ご協力により開催されますことに感謝申しあげますとともに、本商談会が成功裡に終わりますようご祈念申しあげ、挨拶とさせていただきます。
主催者挨拶

令和4年6月
JA埼玉県中央会・連合会 会長
坂本 富雄